2008年7月16日 水曜日 22:05入店


東武東上線の成増駅から、北へ北へと下り坂。自転車は快調に坂を下っていきます。
頼りは、頭の中のうろ覚えの地図。確か、この道沿いに初音湯はあったはず...。

それにしても、随分長い坂道です。下っている分には気持ちいいけど、帰りはこれを上るのか...と少し憂鬱さを感じているうちに、あれあれ、坂を下りきって、白子川の橋に出てしまいました。下りすぎた。この先は埼玉県。初音湯はこの先ではないはずです。

今来た道を引き返す...ということは...早速、上り坂だぁっ。
ひぃこらせっ、とペダルを漕ぐうちに汗ばんできました。まぁいいさ、このあとは風呂が待っている。
ところが、今度こそ見落とさないように、と道の両側に目を配りながら走ったつもりが、東上線の線路が見えてきてしまいました。おーい、初音湯はどこだぁ〜。
再び踵を返し、またしても下り坂です。これで見つからなかったら、帰りの上りはダメージ大きいぞ、と、ちゃんと地図を持ってこなかったことを少し後悔しつつ、今度は路地の奥を1つ1つのぞき込みながら行くと...。よかった、ようやく見つけた。坂を下りきる少し手前、左側の路地の奥に、初音湯の明かりが見えました。

初音湯1階はコインランドリーで、フロントは2階です。靴を片付けて中へ入ると、汗ばんだ体を強めのクーラーが落ち着かせてくれました。大音量のテレビは、楽天の連敗が5でストップしたことを伝えています。

脱衣所は広くはないですが、床はピカピカで、掃除も行き届いている感じです。やはり脱衣所がきれいだと気持ち良いですね。

浴室では、お二人の先客がくつろいでいました。入ってすぐ左がサウナ、右が水風呂です。壁の絵はありませんが、かわりに入口近くの天井に青空の絵が描かれています。
お風呂は左奥で、手前から電気風呂、ジェットバス3台、一番奥が白くてぬるいお湯です。
浴槽のほうはどれもミニサイズで、それぞれ1人ずつ、5人が入ればそれで満員御礼でしょう。今日は空いているので、順番に全部入って楽しんできました。ジェットバスのお湯はやや熱め。何の説明も書かれていなかったのですが、一番奥のあの白い湯は何だったのでしょうか。

一方で、洗い場の方は随分たくさんあります。数えてみたら25人分。洗い場の席が全部埋まるほどお客さんが来たら、落ち着いて浴槽に浸かっていられないですね。今日は空いていて、よかった、よかった。

帰りはえっちらおっちら、線路に出るまで上り坂です。わかっていたとはいえ、折角汗を流した後の上り坂は何だかもったいないですね。漕いで上れないほどの急坂ではないですが、これ以上汗をかかないよう、途中で自転車を降りて、あとはゆっくり、自転車を押して駅まで帰りました。あー、暑かった。


初音湯の場所は、こちらから探してくださいませ。成増駅の北です。